蛭はいなかった…

水晶山登山道整備の準備に、鎌を研ぎ、芽きりバサミと蛭退治の塩、瓶、箸をリュックに入れた。水筒に水を入れたが、なんだか水がもれて、出発前からリュックの中がびっしょりになっていた。

帽子、サングラス、マスク、長袖、アーミー柄のパンツに長靴を装着。ああ、どこまでしたら完璧なのだろうか…。

喉が痛いので薬を飲み、ヴィックスベポラップを塗りたくり、首には日焼け止め。集合場所に着いたら誰かが長靴に蛭除けスプレー(ヤマビルファイター)をかけてくれた。虫除けスプレーも…。この時点でもう疲れていた。

いつになったら始まるのか?

作業が始まった。鎌の出番はない。あ、芽きりバサミの出番はあった。蛭はいない。連日の猛暑で乾いてしまったのか?いったい、この重装備は何だったのか?

頂上まで初めて登った。

四万温泉が見えた。素晴らしい眺め。

四万温泉の様々な登山道や遊歩道を整備して、お客様に楽しい四万時間を過ごして欲しいな~とそんな気持ちでみんな頑張っているんだな。男性陣はチェーンソーやブロワーを担いでいるし(゚ロ゚)すごいな!感謝です。

帰り道、車の上に鎌とお弁当の残りをのせ、車のキーを長時間探した末、それを乗せたまま発進してしまい、お弁当が落下した地点で気がついた私。鎌はまだ乗っかっていた。

焼きが回ったものだ。

なにしろ、蛭はいなかった。