眠れぬ夜

体調が悪かったり、心配事や考え事があり眠れぬ夜は、カーテンを開けて四万温泉の山々を眺める。

真っ暗なので見えるはずもないのだけれど…。

星や月が出ていて、幽かにでも雪が積もっていれば山肌が見えて、得も言われぬ光景が見られる。

自然の美しさと大きさにおののき、小さな自分の存在を感じながらまた床に就く私なのです。