柏屋旅館の浴場

今日の柏屋旅館は休業日でしたので、本当に久しぶりにお風呂を頂きました。

湯船につかると、現在の浴場に至った経路が走馬灯のように思い出されました。

主人と結婚して35年になりますが、初めて柏屋旅館のお風呂を頂いた時は、2〜3人入るのがやっとだった浴場でした。
露天風呂などもなかったです。

その後、先代が[光の湯]と命名した今の広さの浴場を作ったのです。

その施工中は、今貸し切り露天風呂がある場所に簡易の露天風呂を作って営業していました。
[カモシカ風呂]

ジャングル風呂のようでしたので、私としては結構気にいっていたんですよ(笑)

[光の湯]にはきらびやかなステンドグラス風のフィルムが貼られていました。
それもそのはず、ステンドグラスはとても高価ですから┐⁠(⁠‘⁠~⁠`⁠;⁠)⁠┌

2004年、光の湯を改築する際、どうしても本物のステンドグラスを入れたいと、社長にお願いしました。
一から旅館を作り上げた先代が、きっと本物を入れたかったのだと思ったからです。

ステンドグラスは、中之条町花である山百合をモチーフにと決めていました。

作家さんが、女湯から男湯にかけてだんだんと開花する山百合のステンドグラスを作ってくださったのです。
そんなストーリーまであるのですから、素敵ですよね(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

その美しさに魅了され、ステンドグラス教室に通い、自作のステンドグラスをカフェや旅館に飾れるようになりました(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)

久しぶりに光の湯を頂き、たくさんのお客様にこの美しいステンドグラスと、四万の良質な温泉を楽しんで頂きたい気持ちでいっぱいになりました。